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北竜町

黒千石大豆

 北海道在来の小粒黒大豆“黒千石”には、「高い抗酸化力」と「免疫バランス調整物質」であるインターフェロン-γが含有され、免疫抵抗力のアップが期待される食品です。


【積算気温と土地を選ぶ大豆】
 他の黒大豆に比べ、黒千石は100粒重が約10〜11gと極小粒です。種皮は光沢がある黒色、中身はきれいな緑色をしています。葉数に特徴があり普通の大豆が9〜10枚に対して、黒千石大豆は13〜14枚。積算気温も普通の大豆が2300℃に対して、2700℃を要しますので長い栽培期間が必要となります。
 さらに、肥沃な土地では蔓状伸びしてしまい子孫を残そうとしません。つまり、水はけが良く、肥えすぎていない土地、栽培期間中の積算温度という諸条件をクリアしないと生産できない品種で、栽培が難しい品種です。そのため、一般流通が限られているため希少な品種なのです。

【黒千石にある免疫バランス調整機能】
 2008年に、免疫学者である北海道大学の西村孝司教授の研究により黒千石に、リンパ球を刺激してガンへの免疫力を高めたり、アレルギー症状を抑えたりする「インターフェロンγ(ガンマ)」を生み出すように促す物質が含まれていることが発見されました。
 小豆や黄大豆など他の10種類の豆も試しましたが、有効成分が存在するのは黒千石だけでした。健康に良い、アントシアニンやポリフェノールが他の豆よりも多く含まれており、抗酸化力が強いことが分かったのです。

 ほのかな甘みと風味、また小粒種独特の食感があり、料理研究家や一流レストランシェフなどから高い評価をいただいております。

 一般的な国産大豆と比べると、黒千石の栄養成分は、タンパク質は若干少なめで、脂質は多く、ナトリウムは国産大豆の5倍近くあります。また、機能性成分であるポリフェノール含量については、豆の中で最も多く含まれている小豆(0.4〜0.6g)の約2倍(1.3g)含まれています。

 北海道は冷涼な気候のため、病虫害駆除のための農薬使用が少なく、安心・安全な生産体制で栽培しています。当組合では、今後もさらなる減農薬・減肥・有機肥料の採用に取り組んでいきます。

 北竜町は、雨竜平野の北部に位置し、明治22年に開拓されて以来、農業を基幹産業とし、周辺部には水田が広がる米どころとして有名です。

  • 生産地

    北竜町

  • 参考小売価格

    1,000円

  • 内容量

    1kg

  • 原材料

    北海道産 黒千石大豆

  • 賞味期限・保存方法

    365日/常温

  • その他特記事項

  • 主な取扱店

    「おふくろの会」直販

※当サイトで紹介している商品は生産者の都合により変更する場合があります。ご了承ください。

生産者の想い


【北海道産 黒千石はこうして蘇った】
 北海道の農業を復興させたいという熱意あふれる人たちが蘇らせた「幻の黒千石」。戦前、軍馬の生産が盛んだった本州で飼料用や緑肥用に広く栽培されていました。栄養価の高い豆だが、小粒な上に皮が硬くて厚いため、加工技術が発達していない昔は、人の食用には向かない“豆”とされておりました。
 その後、軍馬が生産されなくなったのを機に栽培は減少し、1970年代半ばに生産が途絶えてしまいました。このことが、のちに黒千石が“幻の豆”と呼ばれた理由です。

 北海道は森町に住む農業研究家、田中淳さんが収集していた種の中にその原種が見つかったのが2001年のことで、50粒を厳選し、28粒の発芽に成功しました。つくば市にある独立行政法人「農業生物系特定産業技術研究機構」の大豆300A研究センターでリーダー(当時)を努めていた有原丈二さんの指導を受けながら商業生産可能な量まで増やされ、再び故郷の北海道で栽培が可能となりました。

 北竜町は休耕地が増える一方だった空知管内の町で、「売れりゃいい」という方針が日本の農業をダメにしたと語る地元農家の村井宣夫さんは、町の、そして北海道農業の復興を目指し、北竜町近郊で黒千石栽培用の農地確保に奔走しました。折しも「町農業再生プラン」を検討していた乙部町がその思いに共鳴し、寺島光一朗町長のリーダーシップのもと、持続可能な生産・販売システムを導入して黒千石の栽培に参加頂きました。

 これを機に、道内各地の農家で黒千石への関心が高まり、事業運営母体として設立した黒千石事業協同組合は、平成21年2月時点にて9区の生産組合が集い、安定供給可能な生産体制の整備を進めています。
 平成22年産は、作付面積80町で150トンの収穫量を見込んでおります。

 テレビ番組で、黒千石にダイエット効果があると報じられた際には、メーカーからの引き合いも増えましたが、“ブーム”は一過性のものです。これまで、私たちはメーカーに売ることばかりを考えていましたが、これからは、ネット販売や自らが小売りの場に出向き、この豆のファンを地道に増やしていきたいと思います。絶滅一歩手前から復活した黒千石。再び“幻の豆”とならないよう、頑張って生産を続けていきたいと考えております。

生産者情報

  • 会社名

    黒千石事業協同組合

  • 住所

    雨竜郡北竜町字碧水31−1

  • TEL

    0164-34-2377

  • URL

    http://www.kurosengoku.com/


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