![]() 朝日とサンマの水しぶきが眩しい ![]() 競りを待っているサンマ達 |
今回は、根室に行ってきました。
根室は「さんま祭」が毎年開催される、サンマの街です。
根室の特産品「秋刀魚(サンマ)」をご紹介します。
根室産のサンマが美味しいのは、海にポイントがあります。
根室沖は暖流と寒流が流れ込み、サンマの餌となるプランクトンが豊富にあります。
豊かな餌がある太平洋沖で育ったサンマは、春から夏にかけて北上し、成長したものが7月から8月に根室を中心とする道東地域を経由。そして、産卵のために南下を始めます。
最も成長して脂がのったサンマを水揚げ出来る位置にあるのが根室。
旬の時期には極上のサンマを生で味わうことが出来ます。
◆豆知識コーナー◆
〜新鮮なサンマの見分け方〜
・目が黒く澄みきっている
・ウロコが付いているもの
・全体的に光っている
・口の先端が黄色いもの(脂がのってます)
![]() ピカピカの銀色に輝くサンマ ![]() サンマの刺身は「一味とうがらし」 |
ところで、「サンマの刺身」は何を付けて食べますか??
一般的に思い浮かぶのは、醤油に「わさび」か「しょうが」でしょうか。
地元・根室の皆さんの食べ方は、なんとっ!「一味とうがらし」!!
えっ、サンマの刺身に一味とうがらし!?
私は道産子なのですが初耳だな!と思いながら、さっそくパクリ。
「一味とうがらし」美味しい!!刺身に良く合う!と感激でした。
初めてだったので、かなり控えめに入れたですが、二振りでは足りないぐらい。
ちょっと多いかなと思うぐらい足してもう一口。
「わさび」とも「しょうが」とも違った「一味とうがらし」の世界が
口いっぱいに広がります。
さりげないピリッとした辛みが、サンマの旨みをぐっと引き立てていました。
根室の方に伺うと、「一味とうがらし」という食べ方は広く知られているそうで。知らないと驚く方が不思議とのことです。
「旬」の今だから味わえる、「サンマの刺身」。
是非「サンマの刺身」を「一味とうがらし」で召し上がって頂きたいです!